現場って、かっこいい。
ここで成長したい。

私は普通科高校の文系出身で、何も知らずに建設業界に就職しました。
現場を経験して、自分が携わった工事が形として残り、それを日常で見ることができる。魅力的でカッコイイ仕事だと思うようになりました。それからは、カッコイイ、楽しい、と思える現場で成長を果たしていこうと決めました。

現場代理人については就職してから知りました。現場の中心者なので憧れの存在です。現場代理人という目標に向かって、まさに念願だった「成長できる環境」に自分はいるのだと実感しています。

現場では女性用のトイレや更衣室もあるので、働きやすい環境が整っています。建設業界には女性の力が足りないという課題があるので、一緒に成長していける仲間と出会うことができたら、とても嬉しいですね。

現場にとって、
「いなくてはならない人」

私は理系大学で建築学科を専攻していました。卒業後は大手企業で3年間勤めましたが、ある疑問が湧いてきたのです。ここでは安定した収入は得られますが、それで本当に幸せなのか、と。自分がいなくても仕事がまわり、自分の代わりはいくらでもいる。このことから、自分は組織の歯車の一部なのだ、と感じてしまい、そのまま働き続けることが辛くなりました。

現場代理人は、そのようなことはありません。絶対に現場に「いなくてはならない人」だからです。つまり、自分にしかできない仕事をしている、という実感があるのです。

現場には大変なことがたくさんあります。しかし、扱う重機の大きさや完成までのワクワク感など、そこでしか見られない世界があります。皆さん、私たちと一緒に、この世界を体験してみませんか!

現場代理人を目指して

現場代理人とは?

工事を受けた社長の代理として、大きな権限と責任を持った現場のリーダーです。
現場への指示だけでなく、作業の工程や工事予算の管理、依頼者との交渉など、さまざまな仕事を行います。
工事の完了まで、全ての判断を任せられており、リーダーシップや責任感の強さが求められる大変な役割ですが、非常にやりがいのある仕事です。

なぜ現場代理人を目指すの?


求められる能力の高さとリーダーシップから、現場ではたらく人たちの憧れの存在として映りました。いつかは自分もそうなりたいと、憧れから目標へと変わっていきました。自分を成長させるためにも現場監督を経験し、その先にある現場代理人を目指すことは、建設会社内でも自然な流れになっています。

責任と達成感


現場代理人が現場監督と大きく違うところは、受け持つ責任の重さと、得られる達成感の大きさです。一人で何億円という金額の現場を受け持ち、その全ての判断を自分に求められる、という重大な責任を負います。しかし、それをやり遂げた時の達成感は、現場監督の時とは比べ物にならないほど大きく感じます。

どんな現場代理人になりたい?


予算の大小に関わらず会社に利益を残し、円滑に工程を進め、現場の雰囲気を良くし、下請けの職人さんたちからの信頼も得られる、そんな現場代理人になりたいです。
一方で、現場では人の命に関わることが多々あるので、締める時は締めますよ(笑)。

現場代理人のいいところ


社長の代理として現場をあずかれること、大きな規模・金額の現場を動かすことが誇りになります。そのすべてが大変な仕事ですが、出来上がったときのお客様からの「ありがとう」という言葉が嬉しく、やりがいを感じます。
また自分や会社が誇りをもって携わり、作りあげたものは、「うちの会社で作ったんだよ」と自慢したくなります(笑)。

これから社会に出ていく方へ

建設産業の最前線の現場ではたらく人たちから
未来の担い手に向けたメッセージ

株式会社齋藤組 明石 岳之さん


現場には普段見られない世界があります。規模が大きく、時には危険もあるけれど、とてつもなく大きなものを持ち上げたり、クレーンや重機などがあったり。関係者以外立ち入り禁止の現場にはそこにしかない魅力があるということを伝えたいです。

菊地建設株式会社 松本 有香子さん


選択肢はもっと広げた方が良いということですよね。それこそ、私のように普通科から土木関係の業種に行く人はあまりいないと思います。高校の時にいろいろな業種をみて、そして建設業にも興味を持ってほしい。特に女性がこの業界には少ないので、待っています(笑)。

菊地建設株式会社 斉藤 多喜恵 さん


若い頃に、視野を広げておきましょう。自分の可能性を信じて、何事も前向きに考え、いろいろな物事に積極的に取り組むべきだと思います。

木内組土建株式会社 東海林 徹 さん


私たち自身がそうであったように、現場代理人という職種があることを知る機会はなかなかないと思います。もっと多くの若い人に、私たちの仕事を知ってもらえたら、嬉しい限りですね。